1. ツナカン TOP > 
  2. ツナ缶の起源と歴史

ツナ缶の起源と歴史

  ツナ缶の起源とは保存食品を生み出すというところから歴史が始りました。
フランスで1795年に歴史の背景で戦争などの時に食品を保存できる方法を
賞金付で公募しました。
ニコラ・アッペールがガラス容器にコルクで蓋をするという保存方法を考えつきます。 1804年にスープを使った公開テストが行われ、三ヵ月後に開封されました。
そのときの状態は大変良好でありました。
歴史上では約200年以上前にすでに容器による保存方法は確立されていました。
そしてこれこそが缶詰の元となりました。


  そこから8年後の1812年にブリキを使用した缶詰の大量生産が始まりました。
金属製缶で食品保存を行う方法を生み出したのがピーター・デュランドです。
1810年に権利をとっており、それを1000ポンドで買い取ったのがブライアン・ドンキンとジョン・ホールです。 その権利を元にブリキの缶を使うことを思いつきました。
 1824年に100年以上保存できるかの実験が行われました。
ある航海から持ち帰られた子牛肉のローストの1.8キロと人参を肉汁で保存した90グラムの缶詰をそのまま保存し1936年に蓋を開けました。 ローストの方は動物に食べさせ、害はありませんでした。 しかし、人参の方は味も匂いも金気がついていて肉汁もなくなっていました。
味云々よりも112間保存して中身が残っていたことに驚きです。
この保存法には難点があり、開封にとても労力を使います。
当時は缶の上部の穴から食べ物を入れてそこからハンダ付けしていました。
缶切りもなかった時代だったので注意書きとしてノミと金槌で蓋の周辺近くを切り開くという表示がされていました。


  缶詰のラベルについては1860年ごろにアメリカのレック・ハウ・アンド・ラーン社の製品に色つき絵入りラベルがありました。


  ツナ缶の始まりは1903年にアメリカのカリフォルニア州サン・ペドロのA・Pハーフヒルが最初に作りました。


  日本の缶詰の歴史は松田雅典によって始まります。フランス人デュリーから製造法を学び1871年に試作品を製造しました。最初はイワシの油漬け缶詰であった。その時の試作品はフランス製にも劣らないものだったそうです。外国にも輸出され好評を得ました。


  1874年に野菜の缶詰を千葉県行徳の山田箕之助がを作っています。


  1875年に政府は関沢明清をアメリカのフィラデルフィア万国博覧会に送りました。 そこで製造法を視察し、帰国後大久保利通に工場の設置を進言しました。 その後1877年にアメリカ人技師の指導の下で北海道に日本初のサケの缶詰工場が完成しました。 工場が生産を開始した10月10日は「缶詰の日」とされています。


  当初戦争時の保存食として利用されました。 戦争終了後は大量の缶詰が安値で市場に流れました。 1923年に歴史的な天災の関東大震災が発生したときに缶詰普及協会の阿部三虎達が被災者に送り、普及のきっかけをつくりました。


1928年に静岡県水産試験場の村上芳雄技師がマグロ付け缶詰製造の予備試験を開始しました。



起源と歴史の年表

世界日本

世界

日本

1795年フランスで食品保存法を公募1871年松田雅典が試作品を製造
1804年ニコラ・アペールのガラス製保存法完成1874年山田箕之助が野菜缶詰製造
1810年ピーター・デュランドが金属製缶の保存方法を生み出す1875年関沢明清が工場の設置を進言
1812年ブライアン・ドンキンとジョン・ホールがブリキ製の缶の保存法を作成1877年10月10日に日本初のサケの缶詰工場完成
1860年レック・ハウ・アンド・ラーン社の製品に色つき絵入りラベルを乗せる1923年関東大震災時に阿部三虎らが支援
1903年ツナ缶をアメリカのサン・ペドロのA・Pハーフヒルが最初に作る1928年静岡県水産試験場の村上芳雄技師がマグロ付け缶詰製造の予備試験を開始


ツナ缶の起源

ツナ缶製造とその後

1928年静岡県水産試験場の村上芳雄技師がマグロ付け缶詰製造の予備試験を4月開始
4月5日に焼津水産学校でアメリカ向け輸出用を試作
1929年清水食品(株)創立初のマグロ付けを5年に製造アメリカへ輸出
1931年清水市に後藤缶詰所(はごろも缶詰(株)の前身)創立5月
静岡県に缶詰業者が続いて多数誕生、マグロを主製品とする。


参考文献
  パトリック・ロバートソン 「シェルブック 世界最初辞典」 講談社
  日本缶詰協会編.目で見る日本缶詰史 日本缶詰協会
  湯本豪一 まるごとわかる「日本人」はじめて百科 2 食べ物・飲み物をつくった人
p6-7「日本で初めて缶詰をつくった人は?」 日本図書センター現代資料出版事業部
  年表で見るモノの歴史辞典上 ゆまに書房

▲ ページトップへ

ツナ缶に関する情報